多汗症はなぜ起こる?原因と抑える方法をお伝えします!

多汗症はなぜ起こる?原因と抑える方法をお伝えします!

2019.02.05

「わきの汗がシミになって恥ずかしい…」

 

「汗をすぐかいてしまうのはどうして?」

 

こんな風に自分の汗の量に悩んでいる女性もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

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シミなってしまうとせっかくお気に入りの服を着ていても汗のせいで憂鬱になりますよね。

 

悩みを解決するためには人よりも汗をかく原因を知っておくことは重要です。

 

そこで今回は多汗症の原因と抑制方法をご紹介します。

 

 

□多汗症について

ニオイが強いわけでなく、汗の量が多い症状を多汗症と言います。

 

わきの汗が気になりやすいですが、わきのみではなく手足や顔にも症状が出ることがあるでしょう。

 

汗は熱の放出のために必要な仕組みですが、必要な量以上に分泌してしまうのが多汗症です。

 

 

□多汗症の原因

多汗症の原因には緊張や疲れといったストレス、ホルモンバランスの変化などさまざまな原因があります。

また、多汗症の種類によっても原因は異なります。

 

 

*全身性多汗症

名前の通り全身に大量の汗をかく症状が出る場合は全身性多汗症です。

 

運動や高気温、発熱からくる体の熱さが代表的な原因でしょう。

 

もしくは更年期障害、甲状腺機能亢進症、糖尿病、肥満症といった病の症状として現れている可能性もあります。

 

パーキンソン病といった神経障害の病や敗血症や結核などの感染症が原因である場合もあります。

また、薬剤の副作用が発汗させているケースも想定されます。

 

向精神薬、非ステロイド抗炎症薬、睡眠導入剤、ステロイド薬などの薬剤には注意しましょう。

 

 

*局所性多汗症

わきを始め、手の平や足の裏など部分的に多量の汗をかくのが局所的多汗症です。

 

最も多いのは精神の問題から発症しているケースです。

手足やわきなどの発汗はストレスや疲れからきている可能性が強いでしょう。

 

また、胸部交感神経切除後などに神経性の原因から発汗することもあります。

 

 

*原発性多汗症

上記の二つの多汗症どちらの場合でも具体的な原因が特定できないケースがあります。

その場合、遺伝的な理由からくる原発性多汗症と呼ばれます。

比較的若い世代の方が発症しやすいと言われており、家族にも同様の症状が出ていたり、日中のみに汗をかいたりする場合にはこの多汗症の可能性が高いです。

 

 

□多汗症の予防法

様々な原因で起こる多汗症ですが、現代の忙しい生活習慣の中で局所的多汗症を発症しているケースでは日々の心がけで予防することが可能です。

 

 

*食生活の改善

刺激の強いものをなるべく避けることが食生活において大切です。

 

辛味や酸味が強いものは交感神経を優位にする作用があり、食べると汗をかきやすくなります。

カフェインも同様に交感神経を活性化させるので、コーヒーや紅茶を飲みすぎるのはよくありません。

 

栄養バランスを意識した上で汗をかきにくい食生活を心がけてみてください。

 

 

*生活習慣の改善

飲酒・喫煙を控えるようにしたり、規則正しい生活習慣を取ったりすることも交感神経を高ぶらせないために有効です。

 

 

*リフレッシュの時間を取る

疲れやストレスの蓄積を避けるために、ゆっくりリラックスする時間を意識的に取るようにしましょう。

 

緊張状態は交感神経が優位になるので汗をかきやすいです。

なるべく心にゆとりを持てる時間を1日の中で増やすことを大事にしてみてください。

 

 

□多汗症の治療方法

多汗症は生まれつきの汗腺の数が関係していることも多いです。

 

汗腺の数は成長に伴う増減は一切なく、遺伝が関係しているため個人の生活習慣や努力では解決するのは難しい問題です。

そんな時汗を医療で抑える方法があります。

 

手術の方法は代表的なもので二種類が挙げられます。

 

 

*ボツリヌストキシン製剤注射

ボツリヌストキシン製剤注射には、汗の分泌腺の働きを抑える効果があります。

表情筋の過剰な動きによるシワの治療にも用いられる治療で、細い針を数本注射するだけで完了します。

 

10分程度で終わるため、気軽に受けられる治療といえます。

 

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受けた後の制限や注意点もあまりなく、不安を感じる要素が少ないので挑戦しやすいでしょう。

一度の施術で3~4ヶ月効果が持続するもので、汗を防ぎたいイベントや季節などに合わせて利用される方が多いです。

 

 

□多汗症のまとめ

今回は多汗症の原因と汗を抑える方法をご紹介しました。

 

汗はニオイやベタベタした感触など、自分にとっても周りの目に対しても嫌な要素です。

 

ぜひ今回の記事を参考に、原因を考えて予防や治療に取り組んでみてください。

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