首イボができてしまった方へ!イボができる原因を紹介します!

首イボができてしまった方へ!イボができる原因を紹介します!

2020.02.03

「首にイボみたいなものができて困っている。」「イボができたらどのようにしてとったらいいの?」このように、イボができて困っているという方はいらっしゃいませんか。そこで今回は「イボとはどのようなものか」「イボができる理由」「イボの種類」「イボの予防と注意点」についてご紹介します。

イボとはどのようなものなの?

イボができた時、その正体が分からないととても不安になりますよね。実は、イボとは皮膚が盛り上がってできるデキモノのことなのです。世間的によく知られているイボは、ウイルス感染によってできたものが多いです。症状の名前としては、尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)と呼ばれています。イボの種類によって良性のものだったり、加齢によるものだったりします。

また、イボは痛みや痒みなどの症状がないケースが多いため、それが自分にとって良いものなのか悪いものなのかの区別が付きづらいです。中には、悪性腫瘍の初期症状であるものも存在しているので、注意が必要だと言えるでしょう。では次に、イボができる理由について解説します。

イボができる理由とは?

どのような行動が原因でイボができているのか分からないと、どのように対処すべきか分からず不安ですよね。では、どのようにしてイボはできているのでしょうか。イボができる理由は大きく分けて2つあるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

ウイルスによる感染

先述したように、イボの原因は主にウイルスによる感染が多いです。皮膚にできた傷や粘膜を通して感染します。もともと皮膚が弱い方や、アトピーにかかっている方、汗や湿疹が出やすい方はイボができやすいと言えます。ウイルスによって感染してできたイボは潰さないことをおすすめします。イボを潰すと、そのイボの中にある液体に含まれているウイルスが飛び散り、さらにイボを増やすことにつながりかねません。思わず潰したくなる気持ちは分かりますが、イボは潰さないことを肝に命じておきましょう。

老化によるもの

歳をとるにつれて、皮膚に黒いイボや茶色いイボができることがあります。このような場合は、老化現象の一つだと考えられるでしょう。遺伝によるものや紫外線のダメージが蓄積してできているためです。大きさとしては、数ミリから数センチほどの大きさになることもあります。表面はザラザラしていて、汚れた毛穴のようなものが見えることもあります。突然たくさんのイボができた場合は、悪性腫瘍の可能性もあるので、一度病院で見てもらった方が良いでしょう。

イボの種類について解説します

ウイルス性のイボで特に多いのが、手足にできる尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)です。現在ではたくさんのイボが見つかっており、その形で大まかに判別できます。

ウイルス感染によるイボの種類

先ほど紹介した尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)の他にも、扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)や、尖圭コンジローマ、水イボなどの種類があります。表面がザラザラなものは尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)、先端が尖っているものは尖圭コンジローマ、平たいイボは扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)です。それぞれできやすい場所が決まっているのも特徴です。ヒトパピローマウイルスや軟属腫ウイルスに感染した際にできます。

紫外線や加齢によるイボの種類

脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)と呼ばれる老化時によく見られるイボやスキンタッグという首や脇の下などにできやすいイボがあります。どちらも、紫外線を浴びることによってできます。脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)は、表面がザラザラで黒色の粒のように盛り上がってできるのが特徴です。
スキンタッグは、やわらかい出っ張りができるもので、それほど大きくはありません。

イボの予防と治療した後の注意点について解説します

実はウイルス性のイボは自然に消えることもあるのですが、治りにくい上に再発しやすいものです。このようなイボはすぐに治療効果を期待するのではなく、しっかりと長期的に治療を行なっていく必要があります。先述したように、無理やりイボを引きはがしたり潰したりすると、ウイルスが飛び散って、再度自分の体に感染することがあります。手を清潔にしておき、傷を作らないようにしておくことが肝心です。

また、家族でイボができている人がいる場合は、タオルやバスマットの共有は避けるようにしましょう。他にも、免疫力が下がっていたり、ストレスで心身がやられていたりすると、感染しやすくなる、または悪化するので、体調管理にも気をつけてください。

まとめ

今回は「イボとはどのようなものか」「イボができる理由」「イボの種類」「イボの予防と治療後の注意点」についてご紹介しました。この記事を参考に、イボの予防をしてみてくださいね。もし何か分からないことがありましたら、お気軽に当クリニックにご連絡ください。

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