アトピーにお悩みの方必見!化粧品選びで注意したい保湿成分
2019.01.27
ちょっとした刺激や季節の変わり目、ストレスなどのたびに肌に症状が現れる「アトピー」にお困りの方は、全国で40万人以上に上ります。
アトピーは先天性にタンパク質のアレルゲンに過剰反応する症状ですが、原因自体が明確にされていないのが現状です。
しかし、化粧品によって皮膚症状を改善できる可能性もあります。
今回は、化粧品選びの際に気をつけてほしいアトピーに良い成分、良くない成分をご紹介します。
⬜︎アトピーとは
先述した通り、アトピー性皮膚炎の原因は、はっきりとはわかっていません。
しかし、ダニやハウスダストなどの環境アレルゲン、汗や皮膚の常在菌、不規則な食生活、精神的なストレスが原因となると予測されています。
そのため、室内や身体を清潔に保つことが必須であり、また必要以上に身体をこすってしまうと余計に肌を痛めてしまうことになりかねません。
アトピー性皮膚炎は、他の皮膚疾患よりも生活の質への影響が大きいとされています。
狭心症や心臓カテーテルの患者さんと同じくらい生活の質が落ちると言われているじんましんよりもさらにアトピー性皮膚炎は生活の質が落ちると言われているほどです。
その理由としては、かゆみで夜眠れないといった悩みや、経済的な負担などが挙げられます。
アトピー性皮膚炎はお悩みの患者さんが多く、とても重大な皮膚疾患であると言えます。
⬜︎アトピーと化粧品の関係
アトピー性皮膚炎は肌内部の水分が蒸発しやすい状態にあり、慢性的な乾燥により激しい痒みを伴います。
セラミド不足と表皮バリア機能が低下しているアトピー性皮膚炎は、水分が逃げやすい状態になっているため、水分を浸透させる保湿成分に加えて蒸発を防ぐための工夫も必要です。
そのため、健康的な肌細胞に存在しているものが配合されている保湿成分で肌内部に潤いを与えて、皮脂と同じ成分でフタをするというように低刺激かつ保湿を意識した化粧品が良いでしょう。
*保湿成分について
おすすめの保湿成分は、セラミド・ヒアルロン酸・スクワラン・コラーゲン・エラスチンなどです。
反対に、肌細胞に本来存在しない刺激成分となり得る石油系界面活性剤・パラベン・アルコールなどは避けたほうが良いとされています。
しかし、アトピー性皮膚疾患の原因は特定されていないと記述したように、どのようなことが原因となって悪化するかは正確にわからないのです。
そのため、肌に合わないと感じたらそれ以上の使用を控えることが重要です。
また、使用前にはパッチテストを行うなど症状の重篤化を防ぐような工夫をする必要があります。
⬜︎アトピーの方におすすめの化粧品
アトピー性皮膚炎を研究している教授によると、アトピー性皮膚炎が悪化するときには黄色ブドウ菌だけが極端に増えて、良くなるときには菌が多様化する、ということがわかっています。
通常皮膚にはいろいろな菌がいますが、黄色ブドウ球菌によって多様性を失うことが症状悪化に繋がる可能性もあるとしています。
また、黄色ブドウ球菌の増殖によって毒素が発生して、かゆみが発生するとかきむしってしまい、爪や手などから移ってしまうことでさらにかゆみを引き起こしてしまうという悪循環に陥ってしまいます。
そこで、アトピー性皮膚炎の原因の一つである黄色ブドウ球菌を抑えることができれば、生活の質を向上することができる可能性があります。
それが「ダチョウ抗体(卵黄抽出液)」が配合された化粧品アドソーブ(旧レイドラテ・ラ・ポー)です。
この化粧品は、黄色ブドウ球菌のみをピンポイントで吸着することができるため、お肌にいる他の常在菌に働きかけることなく皮膚の肌環境を整えます。
通常の殺菌性のある化粧品は、健康なお肌をつくり健やかに保つために欠かせない善玉菌も一掃してしまうこともあります。
さらに、善玉菌を一掃してしまうことは乾燥により弱っている肌のバリア機能を低下させてしまいかねません。
その点、ダチョウ抗体(卵黄抽出液)は原因菌に働きかけて、善玉菌の作用を妨害することがありません。
ダチョウ抗体(卵黄抽出液)は、アトピー性皮膚炎の原因の一つである黄色ブドウ球菌をブロックし、痛んだ肌を整えて、かゆみを起こしにくくすることで自然治癒による健やかな肌へと導く好循環を生み出すことができます。
さらに、アトピー肌におすすめの成分であるセラミドやヒアルロン酸なども配合しているため、保湿もしっかりできて低刺激です。
⬜︎まとめ
アトピーにお悩みの多くの方が重要視する化粧品ですが、アトピーの要因はさまざまでこの成分が入っていれば完璧ということはありません。
しかし、お肌本来の力を最大限に活かすことでお肌への負担を軽減し、さらにかゆみを発生させないようにすることで、健やかな肌へ導きアトピーに対するストレスが少なくなることでしょう。
アトピー性皮膚炎の改善のための選択肢の一つとして、ダチョウ卵黄抽出液を配合した化粧品を検討してみてはいかがでしょうか。
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