奈良の美容外科皮膚科クリニックがシミの種類とその原因について解説!/美容外科ピュアメディカルクリニック西大寺橿原王寺
2018年6月 1日 16:56皆さんは、顔や身体にあるシミがどんな種類のシミかと聞かれると答えることできますか?
「シミに種類なんてあるの?」
と思われる方が多いかもしれませんが、実はシミには種類があり、種類によってシミができる原因も様々なのです。
シミができる原因が違えば、そのシミをなくす治療方法も変わってきます。
シミの種類について考えず、間違った治療法を続けていてもその効果は全く現れません。
そのためにお金と時間を費やしてしまっては残念ですよね。
そのようなことにならないためにも、今シミで悩んでいるという方は、まずはあなたのシミの原因について知ってみませんか?
その上で正しい治療方法を探していきましょう。
〇老人性色素斑
名前の通り、このシミの原因は肌の老化にあります。
しかし、肌が老化する原因として挙げられるのは「紫外線」です。
子供のころに太陽の光を気にせずに紫外線を浴びていた経験はありませんか?
そのときは日焼けして、冬になると肌の色は白く戻ったかもしれませんが、紫外線を浴びてしまった肌は長い年月をかけて老化していき、最終的にはメラニン色素が活性化します。
このメラニン色素が活性化することでメラニンが必要以上につくり出されてしまうために、シミとなって皮膚に表れてしまうのです。
ソバカスのように小さなシミがいくつもできる人もいれば、大きなシミが一つできる人もいます。
また紫外線を浴びてからシミになって現れるまでに要する期間は、早くて5年、遅くて20年だと言われています。
この種類のシミ対策としては、普段から紫外線を浴びないように、夏以外でも外出時には日焼け止めを塗ったり、日傘を使ったりすることを心掛けるようにしましょう。
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〇ソバカス
ソバカスは鼻の両側の頬、または鼻の頭付近にできる小さなシミのことを指します。
このソバカスができやすい人の特徴としては肌の色が比較的白い方が多い傾向にあります。
ソバカスができてしまう原因としては、紫外線の他に、遺伝的要因も含まれます。
紫外線を浴びることで今あるソバカスが増えてしまう恐れがあることはもちろんのこと、ソバカスの濃淡がさらに濃くなってしまうことも懸念されます。
ソバカスが気になる方は、しっかりと紫外線対策をするようにしてください。
〇太田母斑
こちらは、シミの原因となるメラニン色素をつくり出す色素細胞が一か所に集中してしまうことによってできるシミのことを指します。
このシミは上記で紹介した2つのシミとは違って紫外線を浴びることが原因となってできるものではありません。
太田母斑は皮膚の深いところに存在する褐色の色をしたシミのことを指し、あざに分類されます。
ただし、生まれながらに存在する蒙古斑のようなあざとは違って、太田母斑の場合は生まれてから1年後~15年後にできます。
普通この太田母斑ができる場所は、顔周りの近くです。
太田母斑の色が薄いうちは、ただのシミやそばかすと間違えられてしまうことも多いですが、突然顔周りにシミができたという場合には太田母斑である可能性が疑われますので、一度皮膚の専門家に見てもらいましょう。
判断のポイントとしては目の下にあるクマがどんな美白効果のあるパックを使ってケアしてもなかなかとれないという場合です。
この場合、クマではなくシミである可能性がありますので、化粧品の効果が出にくいかどうかということも判断基準として持っておきましょう。
〇老人性イボ
こちらはお肌の細胞が変化することによって出現します。
そしてその原因は紫外線の蓄積によるもの、もしくは遺伝的なものです。
一般的なシミとの違いとしては、触ってみると平面ではなくて、皮膚よりも少しふっくらと盛り上がっている点です。
腫瘍の一種ですから、顔に老人性イボができたときにはびっくりされると思いますが、こちらは良性の腫瘍なので心配する必要はありません。
しかし、顔周りにこのようなイボがあるのは嫌ということで治療を希望される方は多くいらっしゃいます。
傷跡をあまり残すことなくイボを削り取る治療法がありますので、老人性イボに悩んでいる方は治療を検討してみてはいかがでしょうか。
〇肝斑(かんぱん)
このシミは顔の左右対称に出現します。
色は褐色で、ソバカスのように小さなシミがいくつも集まるようなものではなく、ひとつのぼんやりしたシミがべったりと皮膚についているようにできるのが特徴です。
また肝斑ができる原因としては、他のシミのように紫外線や遺伝によるものだけではなく、女性ホルモンによる影響など、さまざまな要因があるとされています。
そのため女性ホルモンに起因する肝斑であれば年をとって女性ホルモンの分泌が減っていくとともに、このシミの色もだんだんと薄くなっていくと言われています。
また、皮膚の摩擦や紫外線も大きく影響していますので、夏のお出かけの際には紫外線対策を普段よりもしっかりとするように心がけましょう。
今回はシミの種類5つと、それぞれの原因についてご紹介しました。
あなたのシミはどのシミに分類されるのか参考になりましたでしょうか?
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