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リガメントは全ての治療で考慮される時代に/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山

2017年7月20日 11:40

みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニック橿原院の木幡です。

 

 

このブログでも度々、顔の要所要所にある支持靭帯リガメント)についてはお話してきました。

おさらいをしておきますと、リガメントというのは皮膚と骨を結び付けている“靭帯”で、顔の皮膚全体をいくつかのポイントで支える役割を果たしています。

 

 

若い時には、あまりこうしたものがあるというのを私たちは意識しません。なぜなら靭帯は歳をとってきて初めてその姿を現すからです。

このように↓

 

たるみモニター.jpg

 

これでもまだ分からないと思います。

靭帯の場所を写真の中に書き込んでみると…↓

たるみモニターリガメント.jpg


 

はい、ありましたね。

そうなんです、私たちが普段シワとして認識しているものの一部は実はこの靭帯だったのです。

そしてちょうど写真の中の赤線の通り切って断面を見てみると、下のようになっているのです。

 

たるみとリガメント.jpg

 

リガメントのところでちょうど皮膚が垂れ下がり、段差が出来たように見えますね?

これが上の写真の影になっている部分の正体です。

それがゴルゴラインだったり、目の下のクマだったりするわけですね。

 

 

昔は手術の時にだけ、この靭帯の存在を気にして処理をしていましたが、近年ではスレッド(糸)リフトをする際にも、そしてヒアルロン酸を入れる時にですら、この靭帯の存在を意識しながら施術するようになりました。

その理由は…

 


その方が良い結果がでるから

 


す。

 

 

例えば、リガメントの部分がくぼんで見えるからそこにヒアルロン酸を入れましょうということで下の図ようにヒアルロン酸を入れてしまったら…

たるみとリガメントHA.jpg

 

はい、実はこれでは全く改善しないのです(多少は良くなりますけど)。

だって、皮膚と靭帯がくっついているからこのように見えるのに、ここにヒアルロン酸を入れたところで靭帯が邪魔でしょうがありません。

これを改善するためには

なぜ、靭帯の存在がそもそも目立つようになったのか?

 

ということを考えて、その原因を取り除くようにヒアルロン酸を入れなければならないのです。

 

 

これについてはまた別の機会に触れま~すにひ

 

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