☆額のボトックス注射と上まぶたのタルミ☆/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2017年2月 8日 09:52みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡です。
さて、今更ながらタイトルの内容を持ち出したのは、額のシワと上まぶたのタルミの関係について、まだまだご存知無い方がたくさんいらっしゃることが最近改めて思い知らされたからです。
額のシワ、年取ったら勝手に出てくるものと思っていませんか?
確かに一部はその通りなのですが、シワというのはその真下にある筋肉が良く動くところに出来てくるという性質があります。
そして額のシワの原因となる筋肉は、前頭筋、眉毛を挙げさせる筋肉です。
眉毛を挙げる動作さえなければ、額にシワなんて出来ません。
ではなぜ眉毛を挙げるのか?
これはもう二つに一つしかありません。
それは
①眉毛を挙げた方が目が開けやすいから
②単なるクセ
です。
どちらもご自身の自覚が少ないものですが、
①の方がさらに気付かれない傾向があります。
①は、一重、眼瞼下垂、年齢によるまぶたのタルミの3つが原因となります。
もともと二重の方は眉毛を挙げなくてもしっかり見開けるので、額に頼る必要が少ないです。
それに対して、上記3つはどれも額に力を入れ、眉を挙げる方が目が楽に開きます。
さて、年齢を重ねると、上まぶたはたるんできます。
眉毛を挙げない状態では下の図のようになっているハズです。
目にはまぶたのタルミが被さってきています。
はい、そして眉毛を挙上すると次の図のように変化します。
被さりがマシになりましたね?
そして目が楽に開くようになった分、額にシワが寄る、というわけです。
そしてこの状態で額にボトックスを打ち、額にシワが寄らないようにしてしまうと、眉は元に位置に戻ります。
この状態でみなさん「まぶたが重くなったあ!」となるわけです。
なんてことはない、元々の位置に戻っただけで、普段が眉を常に挙げている状態になっていただけなんですね。
ということで、上まぶたにタルミが多い方、一重の方、眼瞼下垂の方は額にボトックスを打つ際は気を付けましょう。
ちゃんと担当医から指摘されるケースもありますが、全く指摘がないまま打たれるケースもあるようです。
そうなるとしばらくはまぶたが重いまま過ごさなければならず、まあまあ苦痛です。
私も経験ありますが、頭痛を伴うこともありますので
奈良以外でも、大阪・京都・三重・和歌山からも便利に来院いただけます。