☆広頚筋を鍛える、ということ☆／奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2017年2月 6日 09:57みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡です。
先日テレビで、広頚筋と呼ばれる首の筋肉を鍛える“キスミー体操”なるものをやっていたのですが、ご覧になられましたでしょうか？
※http://www.anatomy.med.keio.ac.jp/より引用
広頚筋とは上の図のように首からフェイスラインにかけて伸びる薄い筋肉で、東京警察病院の澤田彰史先生曰く、スマホの操作などで顔を下に向けている時間が長いとこの筋肉がゆるみ、フェイスラインのたるみやブルドッグ顔になる原因となる、とか。
そこで、上記のキスミー体操、なのです。
これは顔を天井方向に向けて、キスするように口を突き出し、「ウ～」と１０秒声を出すのを３セット。
これを朝晩の２回行うというもの。
やってみると分かりますが、首の筋肉が思いっきり伸ばされる感じがしますね。
要するに広頚筋の筋トレをやっている、ということなのです。
実際にテレビで紹介されていた事例では、この体操を３週間やり続けて、マリオネットラインが改善している写真が出されておりました。
ここで、私はふと思ったのですが、もしこれでマリオネットラインが改善するということなら、逆に広頚筋の廃用性萎縮（使わなくなることで衰えるという意味です）によりフェイスラインおよびマリオネットラインが悪化するわけですから、昔流行った、ボトックスを広頚筋に打つ「ネフレティティリフト」は短期的に首のたるみ・シワ・マリオネットラインが改善するものの、長期的に見れば悪化させるということになります？！
そしてHIFU(高密度焦点式超音波）に代表される筋肉層にまで届く治療（ウルセラ、ウルトラセル等）が、フェイスライン・マリオネットライン改善につながるという理屈も、よく見えてくるようになるのです！
ではまた次回♪
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