☆しわ・タルミ治療:穴あけ編☆/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2016年12月26日 11:16みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡(こわた)です。
続いてのしわ・タルミ治療、穴あけ編です。
もともとこの「穴あけ」というのは、主としてニキビ跡のクレーター治療やキズ跡修正の治療として行われているもので、アンチエイジングとして利用する方は少ない(というかほとんど医療関係者に限られているようにも思いますが(笑))です。
ある程度のダウンタイムが必要になるため、そこまでやろうとする方がどうしても少数派だ、ということです。
ただこれも、皮膚に穴をあけ、身体がその穴を皮膚が塞ごうとする時に働く治癒力を利用して、皮膚を強化していくという点では、先にご説明した「加熱系」と似ている部分があります。
違うのはその方式だけです。
私は、この治療を、例えば笑った時に頬にホウレイ線と平行なしわがいくつも入るような方の治療としてご案内することがあります。
穴あけ系のアンチエイジング治療が、加熱系に勝るところと言えば、穴が表皮も貫通しているという点ではないかと思います。
加熱系は皮膚表面に行うとどうしても火傷のリスクがあるため、基本的には皮膚表面は焼けてしまわないように冷却しながら、皮膚の奥の方だけ加熱します。
従って皮膚表面の若返りには弱い傾向があり、どちらかというと皮膚深部の若返り=タルミ改善に威力を発揮します。
それに対して穴あけ系は皮膚表面にも負荷を加えられるため、皮膚表面の見た目=しわ・ハリ改善に力を発揮しやすいと言えます。
※こうしたことは、加熱系の治療をしてもニキビ跡やキズ跡が良くならないことでもわかります
穴をあける方式としては、下記のものがあります。
ダーマペンやダーマローラー、フラクショナルレーザーの類です。
ただ、何度もいいますが、この治療を皮膚の深いところの治療、つまりタルミ改善を目的としてやるにはダウンタイムの問題が発生してしまいます。
タルミ改善を目的にしてしまうと、最低2mmの深さにまで穴をあける必要が生じ、するとどうしても皮膚の赤味や乾燥感が4~5日続くことになります。
冬場でマスクして隠せるときだけやる、というのならアリかも知れませんが、そんなことやるくらいならダウンタイムのほとんどない加熱系でいいじゃない?
となってしまうので、それでやる方が少ないのでしょう。
それでも皮膚表面の改善もかねて行うのなら加熱系よりも結果に勝ります。
ツウな方はされていらっしゃるので、是非わたしも、という方はチャレンジしてみてください(笑)
次回は成長因子系のしわ・タルミ治療について言及しますね♪
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