☆再び、ダイエットを考えてみる☆/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2016年12月19日 10:23みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡(こわた)です。
最近、私のダイエットが非常に好調なため、どうやったら成功しやすく出来るのか、考えていきたいと思います。
以前のブログにも書きましたが、運動はダイエットを進めていく上で大切ではあるものの、運動単体での痩せる効果は、非常に限定的だと言っておきます。
1回60分、週4回のジョギングをやって1か月で減る脂肪の量は1~2キロに過ぎません。
もちろん、ジョギングが大好きで、これを半年でも1年でも続けられるのであれば、5~10キロと痩せることは出来るでしょう。
ただ、痩せる目的のためだけに嫌々やっているのだとすれば、恐らく途中で挫折しているハズです。
※趣味として始めたスポーツが大好きでいつまででもやっていられるくらいなら話は別ですが
ちょっと調べてみると分かりますが、運動による消費カロリーはさほど高くありません。
体重45キロの女性が1時間散歩して消費するカロリーは120kcal弱。
マクドナルドのハンバーガー1個食べると275kcalですから、もうこれでチャラどころか、全然歩き足りていないことが分かります。
2時間散歩してもまだ足りないくらいです。
このことからも分かる通り、食事制限なくしてのダイエットなんて現実的には難しいことが分かっていただけると思います。
ということで、やはり食べる量を減らす必要があることが分かったところで、じゃあ具体的にどうするのか。
①総摂取カロリーを減らすことと、
②摂る内容に気を付けること
が大切になります。
ある太っている人がいたとして、太っている状態を維持しようと思えば、それに応じた量のカロリーを摂らなければなりません。
体形を維持できるほどのカロリーが摂取できなければ人間かならず痩せるように出来ています(病気して食べられなくなった時がそうですよね)。
なかなか痩せないということは、今の体重を維持できるだけの必要量を摂っているからだ、と認識しなければなりません。
元プロ野球選手で現在は独立リーグのコーチをしている知人に聞いたことがあるのですが、若手の選手で食が細い人は身体を大きくすることができず、選手として大成しないということです。
180cmで90キロとか100キロの体形を維持しようと思えば、沢山食べられる人でないといけないということです。
ダイエットの発想とは、ちょうどこの逆だと思っていただいたらいいと思います。
じゃあどうやったら摂取カロリーを減らすことが出来るのか。
私が一番簡単だと思うのは菓子類の間食をやめること、もっと言えば炭水化物の制限です(お菓子には脂質も含まれているでしょうけど…)。
ちまたでは低糖質ダイエットと呼ばれていますが、あえて炭水化物を摂り過ぎないダイエットと呼びたいです(摂るなとは言ってません)。
炭水化物は血糖値を上昇させやすく脂肪をつきやすくさせる上に、腹持ちしません。
摂取カロリー増になる上に腹持ちしないとなると、すぐまた食べたくなってしまいます。
お菓子を食べたあとや、白ご飯を食べたあとに「まだもうちょっと♪」となってしまうのはこうした理由もあるからです。
それなら代わりにお肉を食べた方がよっぽどいいと思います。
ライス200gのカロリーは336kcal。
脂肪の少ない輸入牛ヒレ肉200gのカロリーは266kcal。
肉は消化に時間もかかるため血糖値があがりにくく、脂肪になりにくいうえ、ライスのような炭水化物よりも腹持ちしますから、すぐまた欲しくなるという状態になりにくいです。
炭水化物の怖さは、軽く食べられてしまうため、知らない間に摂取カロリーが増えてしまうところです。
肉200gと言われればちょっとひるんでしまうところが、ライス200gだと「茶碗一杯?軽い軽い♪」となってしまうわけですね
ということで、ダイエットの大切なところはKeep It Simple、複雑にしてしまわない、ということです。
ルールをあれだこれだと最初に決め過ぎてしまうと守れなくなって結局挫折します。
まずはルールを1つだけ作って、それが習慣的に守れるようになったら2つ目を作って、というように少しずつ行きましょう
奈良以外でも、大阪・京都・三重・和歌山からも便利に来院いただけます。