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☆眉下切開の押さえておくべきこと☆/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山

2016年12月13日 09:56

みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡(こわた)です。 

 

ここのところ、上まぶたのタルミ改善治療として、眉下切開もよくやっております。

この手術をお客様にご説明するとき、わたしはいつも「上まぶたタルミ取り」の手術と対比させてそれぞれの特徴をご案内しております。

今日はその一端をお話します。

  

眉下切開上まぶたタルミ取り

その最も大きな違いは“切開する場所”に他なりません。

図示すれば下のようになります。

どちらも上まぶたのタルミを切り取っている点では同じです。

眉下切開と上瞼タルミ取りデザイン.jpg

 

さて、ここで問題です。たるみを改善させるわけですから、両者の手術とも、たるんでいる皮膚を一部切り取るという点では共通です。

では、切り取る量が両者とも“”だとして、両者で同じような結果が得られるでしょうか?

  

答えはNOです。

上まぶたタルミ取りの方が取った皮膚量に対して結果がストレートについてくるのに対して、眉下切開はまつ毛から遠くなるため、「10」とっても「10」の結果が得られません。

いいところ「5~6」ではないでしょうか。

いくぶんかマイルドに仕上がることも、眉下切開の怖さが少ないところ、と言えるのではないでしょうか

結果がシビアについてくるなら、手術デザインも相当慎重に行わないといけないのが上まぶたタルミ取り手術です。

 

 

もう一つ押さえておくべき点が、眉毛の形の変化、です。

下図をご覧ください。

眉下切開の術後.jpg

 

手術で局所麻酔の注射をするときに分かることなのですが、眉頭側は眉尻側に比べて可動性が低いです。

麻酔の注射を入れていってもあまり膨らみません。

それに対して眉尻側は入れた麻酔の液量に対して素直に膨らみます。

つまり眉頭の方が顔の骨に対してしっかり固定されているのに対して、眉尻側はそうではない、ということです。

 

※だから老化でたるんで落ちてくるのは常に目尻側ということなのです

  

ですから眉下切開でタルミを取ると、厳密に言えば眉尻は引っ張られて下に下がります

眉毛を上に挙げたとき、眉尻が優位に上に上がる方は眉毛の形の変化が起こる可能性があるので注意が必要です。

  

こうしたことにも注意しつつ、まぶたの厚みその他の特徴を踏まえて、眉下でとるか、まぶた側でとるか、決定していきます。

手術をするときは実はいろんな要素を見て決めて行っているわけなんですねウインクチョキ

 

奈良以外でも、大阪・京都・三重・和歌山からも便利に来院いただけます。