☆スレッドリフトと「切るタルミ取り」の差☆/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2016年11月11日 11:00みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡(こわた)です。
今日はタイトルの通り、考察を加えたいと思います。
両者でどう違うのか、ということです。
ちなみに、「切るタルミ取り」と言った場合、切り取って縫うだけの手術は除外します。
例えば目の下やフェイスリフト。
目の下のたるみ取りをする時に、まつ毛直下で「皮膚だけ切り取る」というやり方が存在します。
また、フェイスリフトにしても、耳の前で「皮膚だけ切り取る」というフェイスリフトが存在します。
こうした手術を私は厳密に「切るタルミ取り」には含めていませんのであしからず。
さて、糸で吊り上げるリフトと「切るタルミ取り」で大きく異なるポイントが一つあります。
それは「剥がすか剥がさないか」の一言につきます。
糸で吊り上げるスレッドリフトを一つの絵で表すと、下のようになります。
上の線を⇒方向に引っ張れば、下の線のように右端がたわみます。
これをやっているのがスレッド(糸)の役割です。
当然、このたわみはバネと同じような状態にあるので元に戻ろうとする力が常に働くことになります。
これがスレッドリフトが戻ってくる要因の一つとなっています。
これに対して、切り取るタルミ取りの場合はどうなのでしょうか?
ちょっと絵が分かりにくいかも知れませんが、切り取るタルミ取りの場合はまず、
①皮膚を剥がします。
剥がしたら
②その下の中身を引っ張ります。
③引っ張った状態をキープできるように細工した上で、
④剥がした皮膚でフタをします。
特に④剥がした皮膚でフタをする、というのが重要で、これが切り取るタルミ取りの持続力をもたらしているといっても過言ではありません。
ただ、この「剥がす」という作業が術後の腫れや、手術によるリスクにつながっているとも言えるので、簡単な方法(スレッドリフト)でちょこちょことやるか、本式の方法(フェイスリフト等)でガツンとやるのかは好み、と言えます。
しかしながら場所によっては(例:顎下~首のたるみ)明らかに効果に差が出る場合があるので使い分けるのも一つの手かも知れませんね
奈良以外でも、大阪・京都・三重・和歌山からも便利に来院いただけます。