☆下瞼たるみ取り:脂肪の扱い方☆/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2016年8月16日 10:19みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡(こわた)です。
今日は手術予約の中に、「目の下のたるみ取り」が入っているのですが、この手術で皮膚のたるみの処理の仕方はさておき、
゛脂肪の処理の仕方″
についても実は先生によってやり方が全然違ったりします。
最も名前的に有名なのはHamra法だと思いますが、これ以外にもGoldberg、Hidalgoらがいます。
で、色々調べてみると私自身がやっている方法はBartonによる方法だということが判明いたしました。
ちゃんとどこかで名前つけて先にやっている人がいるということですね(笑)
で、この方法はどんな方法かというと、以前にも簡単にご案内しましたが、目の下のクマの膨らみの原因になっている脂肪をより下方の凹んでいるところに移動させてしまう、というものです。
図にすると以下のようにしています。
脂肪を足元方向に移動させる際、図の左側の「Orbitomalar ligament」を切離しておく必要があります。
これもこれまでのブログで言ってきた内容ですが、ligamentは靭帯の一種で骨と皮膚をつないでいる「スジ」です。
これを切り離してそこに出来た空間に脂肪を押し込めてしまうわけです。
この手術では脂肪を包んでいる薄膜(眼窩隔膜といいます)には手を付けないで、膜ごと移動させてしまいます。
従って、これを傷つけないように丁寧に手術を行う必要があります。
わたしも手術中はちゃんと目で確認しながら、これを残すようにやっています
ということで、今日はお盆明けにも関わらず、結構手術予約は盛りだくさんとなっております。
がんばってやってきま~す
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