☆オススメ書籍「営業の魔法」☆/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2016年8月10日 12:17みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡(こわた)です。
最近、診療から離れた内容のブログを書いていますが、離れついでにオススメの書籍についてご案内したいと思います。
今回の一冊はコチラ、中村信仁著「営業の魔法」です↓
私がこの本を手に取ったのは36歳の時です(今から7年前)。
当時勤めていたクリニックを辞めようとしていて、次に何をしようか考えていた最中のことです。
恥ずかしながら、その時まで私は本を読むのがあまり好きではなかったのですが、仕事で完全に行き詰まり、クリニックでは人間関係も最悪で、とりあえず職場を辞めたかったものの次にどうしていいか分からず、相談できる相手もなく、最後の手段として嫌いな読書に頼ることにしたのです。
当時、書店の本棚から手あたり次第に買っては読んでいた中で出会った一冊です。
ストーリーは以下の通りです。
新入社員の小笠原は、営業部に配属されてからの半年間、売上げゼロのダメ営業マンだった。
自信をなくした彼は、朝礼のあと伏魔殿のような喫茶店に逃げ込み、夕方までの時間をやり過ごす毎日。
そんなある日、全身からオーラを放つスーパー営業マン紙谷と出会う。
紙谷は二冊のバインダーを巧に操り、瞬く間にお客様をイエスへと導いていた。
まるで魔法に掛かったかのように喜ぶお客様の姿を目の当たりにした彼は、スーパー営業マン紙谷に頼み込み、営業についてのレクチャーを受けることになる。
そして、一ヶ月半に渡る早朝六時からの実践レクチャーが始まった。
紙谷は本物の魔法使いの如く、ダメ営業マンの小笠原に十一 個の魔法を伝授する。
本当の営業を知った小笠原は、瞬く間にトップ営業マンへと成長していた。
しかし、最後の魔法、十二個目を伝えないまま紙谷は小笠原の前から忽然と姿を消す。
紙谷の身に何が起こったのか。
ダメ営業マンだった小笠原の、「成長」と「トップ営業マンへの道程」をリアルに描いた営業サクセスス トーリー、ついに完成。
※「BOOK」データベースより
小説風に書いてあるので1~2日あれば読めてしまいます。
これを読むまで、私はただ生活のために仕事をしていました。
今思えば同僚スタッフやお客様のことを真剣に考えていなかったのかも知れません。
そのくせ、お客にモノ・サービスを売るのは苦手。
医者である自分の仕事ではない、とすら思っていました。
しかし、この本を読んでその考え方はすっかり変わりました。
最初は内容に書かれた営業のテクニックにばかり目がいってしまうのですが、何回も繰り返して読むうちに、心の在り方が重要だということに気づかされます。
そしてそれに気づいたとき、私はこれを100%実行に移すには自分でクリニックを一から作るしかない、と思い、お金もさほどなかったことから大手美容外科のフランチャイスという形でクリニックを出させてもらいました。
家庭の事情もあり、そのクリニックは4年で共同オーナーにお譲りしたのですが、そこでの仕事は本当に楽しく、経営者であることの責任は大きく、しんどかったのはありましたが、充実した毎日でした。
周りの友達にもこの本を勧め、賛同してくれたもの同士で著者にわざわざ会いにもいきました。
今はピュアメディカルクリニックで仕事をしているわけですが、この本をきっかけに私のスタッフとの、そしてお客様との接し方は一変したと言ってもいいでしょう。
仕事を一生懸命にする大切さ、お客様や同僚への気配り・配慮。
営業マンである無しに関わらず、モノ・サービスを売る仕事に思い悩んでいる方に是非一読をお勧めしたい一冊です。
奈良以外でも、大阪・京都・三重・和歌山からも便利に来院いただけます。