☆バストのヒアルロン酸注入についてひと言☆/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2016年7月16日 10:45みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡(こわた)です。
今日はバストのヒアルロン酸注入について、です。
注入するヒアルロン酸については、国内で数種類出回っていますが、さほど大きな違いはない、と思っています。
バスト注入に適した、粒子の大きいタイプのものであれば問題はないでしょう。
違いが出てくるのは入れ方にある、と思います。
まず①注入をする入口です。
私は現在のところ、下の図のようにワキ近くの場所1カ所から入れるようにしています。
ここは注射針で穴をあけ、下にある「カニューレ」と呼ばれる器具をヒアルロン酸の入った注射器の先端に取り付けて穴から中に挿入していきます。
見ての通り、先端が丸い形状をしているので、注入中に中を傷つけることなく、内出血をほとんど出さないようにすることが出来ます。
上図のように、下から注入する、ということも昔はやっていましたが、このようにするとヒアルロン酸が注入口方向に逆流し、アンダーバストの方にまでヒアルロン酸が広がってしまうことがあることから、ある時を境にこのやり方はやめました。
次に、②ヒアルロン酸の撒き方。
私は長らく下の図のように、ヒアルロン酸がスジ状に入るように入れてきました。
中のイメージ的にはうろこ雲のようにヒアルロン酸が広がっているような感じです。
ところがクリニックや先生によってはド~ンと塊になるような入れ方をするケースもあります↓
大きくなりかたについてはスジ状に入れようが、塊になるように入れようが差はありません。
ただ塊になるように入れるのは、体内組織との接触面積が少なくなり、その分持ちが向上するため、という言い分があるようです。
これは確かにその通りだと思います。
ただ、塊になるような入れ方をすると、入れたヒアルロン酸の周りに被膜(カプセル状の膜)が形成される傾向があるように思います。
以前に、この被膜形成によって中のヒアルロン酸がいびつな形となり、バストが歪んでいるように見えている方がいらっしゃいました(もちろん溶かしてしまえば治ります)。
こういうケースをみるとやはり塊で入れるのには抵抗を感じてしまいます。
幸い、私の方で両方のケースさせていただいた中ではこのようなことは起こっておりません。
ひょっとしたら内出血することがあまりないのでこういうことが起こらないのかも知れません(内出血は被膜形成を助長することがあります)。
ということで。たかがヒアルロン酸注入。
されどヒアルロン酸注入です。様々なことを念頭に入れて施術を行っていること、お分かりいただけましたでしょうか
奈良以外でも、大阪・京都・三重・和歌山からも便利に来院いただけます。