☆ネックリフト:コルセット縫合☆/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2016年6月20日 17:33みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡(こわた)です。
今日は若干マニアックなお話です。
首のたるみを取るネックリフト、という手術についてです。
イメージ的に耳の後ろの髪の生え際で皮膚を吊り上げる、と思われていると思いますが実はこれ以外にも方法があります。
というかこれじゃないと改善しない状態、というのがあります。
それがこちら↓
首の下に水かきみたいに出来るヤツです。
若年のうちは首に力を入れないとできませんが、年齢を重ねるとともに、たるみによって普通にしてても入ってくる方がいらっしゃいます。
原因はというと、解剖を知ると明らかで、これは広頚筋(こうけいきん)と呼ばれる首の筋肉の内側の端なんです。
上の写真に筋肉を重ねて描いてあげると下のようになります。
そう、広頚筋は喉ぼとけのあるとこは避けるように左右に広がっていて、この筋肉の内側の縁が首がたるんでくるにつれて見えてくる、というわけです。
これはさすがに、髪の生え際から引っ張ったとしてもなかなか治りません。距離的に遠すぎるからです。
では、どう治すのか。
海外ではこれを治す手術のことを「コルセット縫合」と呼んでいます。
ちょうど下の図のように、コルセットを締め上げるが如く、両側の広頚筋の内側の縁同士を中央で縫い合わせていくということをします。
※www.geroulis.comより引用
当院でも顎下のこのタルミ感の強い方はこの方法で行うことが出来ます。
もちろん、溶ける糸を使ったリフト「MAPLリフト」であっても同程度とはいかないまでも改善することは出来ますので「手術まではちょっと・・・」という方は是非ご相談ください。
奈良以外でも、大阪・京都・三重・和歌山からも便利に来院いただけます。