☆目の下の脂肪は何故膨らんでクマになるのか?☆/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2016年6月18日 18:41みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡(こわた)です。
タイトルは私の密かな疑問です。
歳をとって目の下の脂肪によって影クマがひどくなってくる場合、これは①「下まぶたの脂肪が増えているのか?」
それとも
②「脂肪を包んでいる組織がゆるくなることで膨らんで見えるようになるのか?」
それともこれら両方なのか?
目の下の脂肪の処理の仕方は大きくわけると二つあります。
一つ目は、除圧目的で脂肪を取り除いてしまうというやり方。
これはどちらかというと①の考え方に近いです。
例えば経結膜下瞼脱脂(ケイケツマクカケンダッシ)という方法がそれです。
この手術ではまぶた裏を少しだけ切ってそこから脂肪をある程度抜いてしまって影グマを改善します↓
二つ目は脂肪を包んでいる組織を補強するというやり方。
これは②の方に原因があるとみた場合の改善方法になります。
この考え方に近いやり方はハムラ法と呼ばれる方法になります。
この方法では脂肪をつつんでいる「眼窩隔膜(ガンカカクマク)」と呼ばれる膜を下方向に引きずり下ろし、テントがピンと張ったような状態にして脂肪の膨らみを押さえ込もうとします。
ちなみに、この方法でやると゛ほとんど脂肪を取らなくても″目の下のクマは改善してしまいます。
てことは、ですよ。
本質的には①の脂肪が増えている説よりも、②の脂肪を取り囲んでいる組織がゆるくなることで影グマが出てきている、と考える方が自然ということになります。
ただ、処置としては脂肪を取る方が簡単に済んでしまうのでこの方法でされていることの方が多い、と考えます。
みなさんはどうお感じでしょうか?
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