☆ダイエット:糖質制限と脂質摂取☆/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2016年6月 4日 14:58みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡(こわた)です。
今年からピュアグループに加入した私ですが、去年までと違って県外出張が減り、自宅から車通勤で済むようになったためか、少しずつ体重が増えております
ダイエットしなければ!と思いつつ、筋トレをしたりランニングしたりしているのですが、私の場合原因はハッキリしていてそれは「お酒」です
お酒もハッキリ言って糖質と大して変わらないですからね(笑)
飲み過ぎてダイエットに良いワケがない
で、最近栄養学的なことについていろいろと勉強しているのですが、そこで私が「へぇ~」と思った2つのことについてご紹介したいと思います。
一つ目は、ここのところ、炭水化物を制限する「糖質制限ダイエット」なるものが流行っていることに関して。
炭水化物は制限してタンパク質と脂質を重点的に摂りましょうという手法です。これをやる理由は炭水化物が最も身体の脂肪として蓄積されやすい栄養素だからでしょう。
脂肪のつきやすさとしては
炭水化物>脂質>タンパク質
の順番と言われていますからね。
ただ難しいのはここから。
炭水化物を極端に摂取せずにいるとエネルギーの不足を筋肉を分解して補おうとしてしまいます。
つまり筋肉が減るということ。
また、糖質を制限するとインスリンの分泌量が減り、これも筋肉を分解してしまう方向に作用してしまいます(インスリンは筋肉の分解を防ぐ作用があります)。
筋肉が減れば代謝が落ち、痩せにくい身体が出来上がってしまうのでダイエットがますます大変になるという悪循環に陥ります。
やはり脂質とタンパク質だけでのダイエットは無理があるようです。
と言っても私の飲酒が正当化される理由にはなりませんけど(笑。ただの飲み過ぎ)
二つ目は脂質の摂り方について。脂質1gは9kcalで、炭水化物やタンパク質が1gで4kcalであるのに対して倍強のカロリーがあります。
だから「油物は控えめに・・・」という発想になるのは当然のことです。
ところが同じ脂質でもその種類によって全然内容が変わってくるのでその摂り方には気を付けないといけないということなのです。
ちょっとお勉強タイムになりますが、脂質を分解するとトリグリセリドと3つの脂肪酸というものになります。
脂質を語る上で、この脂肪酸の種類が重要となります。
脂肪酸は
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸
の二種類に分けられます。見た目での見分け方は簡単で、常温で固体なら飽和脂肪酸、常温で液体ならば不飽和脂肪酸です。
常温で固体の油と言えばバターとかお肉の脂身、ショートニングがそうですね。
この常温で固体の油は身体にとってよろしくありません。
こういう脂質は摂り過ぎ注意です!
※心筋梗塞・狭心症・肥満のリスクを高めます
それに対して不飽和脂肪酸。常温で液体の油で、魚油や植物油がこれに該当します。
分類の仕方として一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸という分類もありますが、それよりもオメガ3・オメガ6・オメガ9の分け方を覚えておいた方が良いです。
この中で摂った方が良いのはオメガ3とオメガ9です。
オメガ3・・・亜麻仁油、えごま油、魚油、しそ油
オメガ9・・・オリーブ油、キャノーラ油、ナッツ、アボカド
※www.icelandomega3.jpより引用しております
オメガ3は脂肪燃焼効果、血流改善、コレステロール値改善、アンチエイジング等の効果があるとされています。
脂質なのに脂肪燃焼効果があるなんて!不思議ですよねぇ
でも酸化に弱く、加熱調理すると良さが失われるという欠点があります。
なのでドレッシングに使うと良いでしょう♪
その点オメガ9は加熱に耐えるので炒め物にはこっちを使うといいかも知れません。
オメガ9もコレステロール値の改善や整腸作用、美肌効果があると言われています☆
本当はこうした点を踏まえて炭水化物・タンパク質・脂質のバランスを考えた食事をした方がより良いのでしょうけど、カロリー計算とかしていると面倒ですよね(笑)
なので簡単には糖質の摂り過ぎには注意し、脂質もその「質」を考えてオメガ3や9に置き換えることを考えて食事をとるだけでも全然変わってくると思います。「まずは自分自身で実践していこうと思います
このブログをせっかく読んでいただいている方も少しでも取り入れてみてくださいね
奈良以外でも、大阪・京都・三重・和歌山からも便利に来院いただけます。