☆加熱するという現在の若返り治療の行方☆/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2016年5月21日 13:17みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡(こわた)です。
この間ふと考えていたのですが、2000年ごろから始まった゛機械を使った非手術的なタルミ治療”はよくよく考えてみると、長らく「加熱」をすることでその目的を果たしてきました。
しかもそれ以外がほぼ無い!というありさま。
例えば当院でもやっているタイタン。
これは近赤外線(光)を使ってお肌を加熱しています。
サーマクール。これはラジオ波を使ってお肌を加熱します。
ウルセラ。これは超音波を使ってお肌のさらに奥を加熱します。
これ以外のタルミ治療をメインとしていない機械にしてもそうです。
オーロラ、eライト、eマックスは光とラジオ波のミックス。
結局手っ取り早く皮膚にダメージを与えるには熱を加えるのが一番、ということなのでしょうかね?
でもそれが故にこういう治療は常に痛みや火傷のリスクと背中合わせでした。
冷却方式やコンピューターの進歩によって、機械側でこうしたリスクことはかなり抑えられたとは言っても、しっかり効果を得ようとするとやはりそれなりに「痛い」のは事実。
他に方法ってないのでしょうか?
例えば、Zeltiq(ゼルティック)という痩身機器があります。
これは通常の細胞が0℃で死に始めるのに対して、脂肪細胞が4℃で死に始めるという違いを利用して脂肪だけをやっつける、ということを可能にしました。
加熱する、というのとは全く逆の発想です。
皮膚の方も10年・20年先にこれまでとは違うアプローチが果たして出てくるのでしょうか?
目指しているのは皮膚のコラーゲンを増やすことですが、今のところ加熱によるダメージを与え、そこから回復してくる際の人間の治癒力を利用しているに過ぎません。
FGFやPRPといったコラーゲンを増やす注射ではまだまだコラーゲンの増え方を自在にコントロール出来る域にまでは達していません。
増えすぎたり、増え足りなかったり・・・。
今後、どのようなブレイクスルーが見られるのか。
気長に見ていきたいと思いますが、生きている間に出てきますかね?(笑)
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