☆たるみ治療としての脂肪注入☆/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2016年5月19日 13:19みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡(こわた)です。
今回は学会で得た気づき第2弾!
タイトルにもあります「たるみ治療としての脂肪注入」についてお話します。
たるんだお顔に脂肪を入れれば皮膚が伸びるのでたるみが改善すると言えば当たり前のことなんですが、韓国のKyoung-Jin Kang先生が学会で取り上げていらっしゃったので改めて注目してみたいと思います。
年齢を重ねるとお顔には二つの変化が起こります。
一つ目は皮膚が老化してたるみ、重力にまけて落ちてくるということ。
もう一つは要所要所で脂肪が痩せてくるということです。
代表的なところをあげれば、こめかみ、もみ上げ近辺の頬、目の下といった具合です(下図グレーの範囲)。
通常、皮膚や皮下を引き締めてたるみを改善することを目的にサーマクールやウルセラ、ウルトラセルといった治療器を使うわけですが、Kang先生は脂肪注入を推奨しておられます。
顔の上の方で痩せが起こってくるところを中心に脂肪を入れると、そこに引き寄せられるような形で下の方の皮膚が引っ張られて上がる、ということです。
イメージ的には下の図のような感じでしょうか。
当然のことながら、入れ方もちゃんと工夫しなければなりません。
入れる場所はもちろんのこと、入れる深さも重要となってきます。
顔の下の方に入れれば入れるほど、重みでさらに垂れてくるなんてこともあり得るからです。
※ここで顔の解剖を良くわかっていらっしゃる医療関係者の方なら顔の部分部分で皮膚とその下の組織をつないでいる「Retaining Ligaments」と呼ばれる靭帯の存在は無視していいのか?
という質問が飛んでくるかも知れません。
Kang先生のお考えではligament自体が完全固定されているわけではなくて多少伸びしろがあるということから、さほど問題視されておられませんでした。
私も同意見です。
ということで当クリニックでは近いうちにCRF、「コンデンスリッチ脂肪」注入の導入を目指していく予定でおります。
たるみを糸を使って引き上げる以外にも、痩せているところを膨らませてお顔に丸みを持たせ、且つたるみの改善も同時に図っていくことはお客様にとってもアンチエイジング上、大きな武器になると考えるからです。
またこのブログを通してご案内していきたいと思いますのでどうぞお楽しみに♪
奈良以外でも、大阪・京都・三重・和歌山からも便利に来院いただけます。