☆このドクターブログの趣旨について☆/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2016年5月 8日 14:49みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡(こわた)です。
今さらですが、このドクターブログの趣旨について少々お話をしておきたいと思います。
このブログのアメブロのトップページ(→コチラ)にも書いておりますが、一番の目的は美容外科に来ていただく皆さまに美容医療の本質に対する理解を深めていただきたいからです。
「それでどうなるんだ!?」って話ですが、理解が深まれば自分にとって何が必要なのかが分かるので、自信を持って「やる・やらない」を決めていただくことが出来ます。
でも内容が分かっていなければ、「なんとなく怖いからやめておこう」といったように、そもそもちゃんとした判断を下すことは出来ません。
そこに解決策があるのに見えていないというのは何ともモッタイない話です。
「何となく勧められたから・・・」と、間違った選択をしてしまう、なんてこともあるでしょう。
やはり、知識があるということは、知らないことに勝ると思います。
美容医療を賢く利用していただくためにも是非このブログを活用してください
そしてもう一つ。
これは美容医療の関係者に向けて書いている側面もあります。
ドクターはさておき、美容外科に勤める看護師さんにとって、参考になる美容医療の書籍というのはほとんどありません。
ここ最近になってようやくまともな本が執筆されるようになってきていますが、それもドクター向けのものばかりです。
それでも洋書に比べれば格段に質は下がります。
日本では技術や知識の共有というのは身内同士ではあっても、よそ者には対して同じように共有しようという意識はまずありません。
でも、ですよ。
隠しておかないといけない程度の技術・知識なんていずれは知れてしまうことですし、今までの自分の経験上、技術は一つとして同じ形で伝承されません。
私も色んな先生方に技術やコツを教えたことがありますが、大抵は自分たち流にアレンジして自分のものにしていくので、ある手技の背景にある考え方まで正確に伝わることはまずないと言ってもいいです。
そうなるには見るものが同じように見えている必要があるわけですが、なかなかそういう状況というのはありそうでありません。
※例えば新人の先生と10年目の先生が同じ手術を見学したとして、おそらく新人の先生にはその手術をすぐに自分ひとりで再現することは出来ないでしょう。
それに対して10年目の先生は「見方」が違うので、それなりにやれてしまうハズです。それは自分のそれまでの経験にプラスする形で見ているからであり、見るべきポイントが分かっているからです。
いろんな美容外科クリニックをまわってきた経験上分かったこと。
それは医療関係者側にもかなり技術・知識に偏りがあるということ。
よく出来るスタッフさんが集まったクリニックもあれば、残念ながらそうでないクリニックもありました。
でも業界全体を底上げしていかなければ、美容医療は怪しいもの、という意識のままでいつまでたっても怪しいままです(笑)
多くの方に良さをわかっていただき、利用していただけるよう私たちも継続して努力しなければならないのです。
このブログを読んでいただいて、少しでも「お客様に説明しやすくなった」とか「いいヒントがもらえた」と言っていただけるように、これからもコツコツ書き貯めていきたいと思います
奈良以外でも、大阪・京都・三重・和歌山からも便利に来院いただけます。