☆ADM:後天性真皮メラノサイトーシスというシミ☆/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2016年5月22日 14:53みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡(こわた)です。
今回は、なぜか最近当院に来ていただいているお客様でよくみかけるADM:後天性真皮メラノサイトーシス(Acquired Dermal Melanocytosis)というシミについて触れておきたいと思います。
まあ、正確にはこれはシミではなくてアザなんですが・・・。
違いは何なのかというと、メラニンが溜まってくる場所です。
深さ、というべきでしょうか。
下の図にもあるように、通常シミというと皮膚の表面「表皮」というところにメラニンが蓄積します。
それに対してあざの場合はもっと奥の「真皮」、というころにメラニンが蓄積されます。
フォトフェイシャル(当院ではライムライト)の治療ではこの真皮という深さまでは届かないので、シミばっかり取れて行ってこのあざは一向に改善しないという事態が起こります。
出来はじめで色が薄いうちはこれを見分けるのはなかなかに難しいです。
しかしながら徐々に濃くなってくるとハッキリとしてきます。
一個一個のシミの大きさは2~3mmといったところ。
色味は濃くなればなるほど少し青みがかったように見えてきます。
そして出来る場所。
頬のトップが最も強く、目の下や、小鼻の方に見られることもあります。
小鼻に出来るシミは他にはほとんど無いのでここにあれば決定的となります。
治療にはQスイッチレーザーを使います。
当院では西大寺院でQスイッチルビーレーザー、橿原院ではQスイッチヤグレーザーを使用して治療にあたっています。
間隔はあけないといけないので(半年程度)時間はかかりますが、何度も照射しないといけないわけではありません(数回までで済みます)。
お顔の両方に出来るということから、肝斑と間違われたり、ソバカスと混同されたりします。
ADMの場合は治療方法が限定されてくることから、疑わしい場合はご相談いただくことをお勧めいたします。
奈良以外でも、大阪・京都・三重・和歌山からも便利に来院いただけます。