☆下まぶたのタルミ取り手術:適応編☆/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2016年4月22日 12:31みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックの木幡(こわた)です。
今回は「下まぶたのタルミ取り手術」の後編として、どんな方に向くかを中心にお話をしたいと思います。
前編を見逃した方はコチラです→前編
これについてはさほど難しいことではなくて、皮膚のたるみがある方。
これに尽きます。
「そのままやん!」って思われたかも知れませんが、これには深~い意味があります。
私がこの手術をお客様にお勧めする時は基本的に「皮膚表面に切開を加えない限り治せる見込みが低い」と判断した場合です。
言い換えれば、この手術でなくても治せそうな場合はわざわざ皮膚を切るという選択は取りません(誰も好んで外にキズが残る手術を選びたくないハズです)。
そしてこの手術でなくても治せそうな場合とは、下まぶたのタルミが少ない場合、つまり切り取ればご状態が物凄く改善するほどの皮膚のタルミが存在しないケースです。
こういうケースというのは案外あって、皮膚のタルミ以上に
①脂肪による膨らみで目袋が目立っていたり
②下まぶたと頬の境い目の部分が痩せて凹んでしまっていたり
すると、皮膚のタルミがさほどなくとも疲れた感じに見えたり、老けて見えたりします。
そしてこういった場合、皮膚に切開を加えない手術であっても十分改善出来たりするんです。
その方法が経結膜的下眼瞼脱脂(ケイケツマクテキカガンケンダッシ)です。
結膜というのはまぶた裏の赤色の粘膜のところのことです。
まぶた外側の皮膚からではなくて、内側の粘膜「結膜」経由で脂肪を抜く(脱脂)という施術です。
もちろん、外側にキズは残りません。それで目袋の原因となっている脂肪を適宜取り去ってあげるということをします。
若い方(30代前半くらいまで)の目の下はこれだけでも十分に改善するのですが、年齢をさらに重ねると、目袋の下が痩せて凹んでくるため、ここに何か入れて膨らませる必要が出てきます。
ここを膨らませずに放置すると、下まぶた全体が痩せた印象となり、目袋が無くなっても何か物足りない、元気のない感じになってしまいます。
こういう場合、そこの凹みにヒアルロン酸等を入れて膨らませてあげます↓
最近ではヒアルロン酸の代わりに自分の脂肪を不要なところから少しだけ取ってきてそれを精製し注入してあげる、という方法なんかも出てきています。
当院でもこうした方法を導入出来ないか検討しているところです。
昔と違って脂肪の定着割合が飛躍的に向上し、注入した脂肪の70~80%は残ってくれるので、施術の時は手間ではありますが、後々の手間が省けることを考えれば良い方法だと思います。
ということで、目の下の後編、いかがでしたでしょうか?
「状態がよくなるのであれば外側を切る方法であっても厭わない」、という方もいらっしゃれば、「極力外にキズがない方が良い」という方もおられます。
どちらがより適しているか、知っていただいた上で選択なさるのも全く問題ないと思いますので、是非私どもにご相談ください☆
奈良以外でも、大阪・京都・三重・和歌山からも便利に来院いただけます。