☆下まぶたのタルミ取り手術:方法編!☆(by ピュアクリニックDr木幡)/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2016年4月19日 16:03みなさんこんにちは、ピュアメディカルクリニックのDr.木幡(こわた)です
今日は下まぶたがたるんできた場合の対処方法のひとつ、「下まぶたのタルミ取り手術」について。
まずは今回の前編でどんなことをやっているか解説します。
そして次回の後編では、どんな人に向くかをお話する予定といたします。
当たり前ですが、下まぶたがたるんできている方が対象になるわけですが、指で皮膚をつまむと明らかにヨレてしまう場合は適応間違いないと思っていただいて結構です。
まずはまつ毛の生えているところからおよそ2mm下を目頭付近から目じりの笑いジワまで切開します。
下の図の赤い点線の通りです。
切ったところから下の青い点線のところまでを起こしていき、目袋の膨らみ具合に応じて脂肪を適宜抜き去ります(黄色いところ)。
これが済んだら皮膚を上に引っ張り上げ、はみ出た分だけ皮膚を切り取ります(ネズミ色の斜線のところ)。
最後に皮膚を縫っていって終了となります♪
糸抜きを手術後1週間経って行います。
最初の2~3日は下まぶたの皮膚全体に赤味や内出血の色味が出るので見栄えが悪いですが、3~4日目以降は少しずつ薄くなっていきます。
1か月目だとまだ浮腫みが残っていることが多いですが、2か月目に入るとほとんどの方が引いてき始めます。
切ったキズの赤味が消えてくるのは早い人で3か月、かかる人で6か月といったところですので、しばらくはアイラインを引いて誤魔化していただくことになります。
さて、この手術ですが、いくつか変法があります。
そのうち一つにハムラ法というのがあります。
これは下の図のように、下まぶたと頬の境界に凹みがある場合(下の図の青で囲ったところ)に用います。
これは、目袋の原因となっている脂肪を取ってしまう代わりに、わざと残しておいて凹みに相当する部分に広げて縫い付けてしまう、という方法です↓
こうすることで目袋の膨らみを解消しながら、凹みのあるところも治してしまうことが可能となります。
また、もう一つ行われている変法に下まぶたを引き上げて余分な皮膚を切り取ってしまう際に、お肉の一部を目尻の骨のところに縫い付けてしまう、というつり上げ固定方法もあります。
これは下まぶたが比較的ゆるくて支えが足りない場合に追加することがあります(常時される先生もおられます)。
ということで、目の下のたるみ取りには標準的な方法以外にその方に応じた変法が存在します。
どの方法が合うかについてはカウンセリングの際にご説明しております。
分からなければどうぞご遠慮なくご質問ください。
次回の後編ではどのような場合に向くか、向かない方はどうするかについてお話いたしますのでどうぞお楽しみに♪
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