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☆鼻尖縮小(だんご鼻縮小)手術って何やってるの?Part3☆(by ピュアクリニックDr木幡 /奈良・東大阪・京都・三重・和歌山

2016年3月10日 13:16

みなさんこんにちは、ピュアクリニックDr木幡ですCool

 

今回はだんご鼻縮小シリーズの最終回Part3です。

この手術の欠点と対策についてです。

 

最初に復習しておくと、鼻先を細くするためにいじる「鼻翼軟骨」という軟骨は、下の図のような形で鼻先に収まっています。

鼻翼軟骨下から.jpg

この軟骨を縫い縮める形で鼻先を細くするわけですが、ざっくり言うと次の図のような感じにしていくわけです。

鼻尖軟骨切除無し縫縮図.jpg

幅が縮まる分だけ先の方に高さが出るわけですが、これを横から見ると下の図の左側のようになります。

鼻尖への軟骨移植.jpg

 

そう、鼻先は赤い矢印方向、つまり少し上を向く形で高さが出てしまうのです。元々下向き加減の鼻をしている方ならいざしらず、ちょっと上を向いている方だと鼻先を細くする過程で鼻が余計と上を向いてしまうことになるのです。

 

これがだんご鼻縮小手術の欠点なわけですが、これを回避するために行うのが鼻先の軟骨移植術です。

その簡便さから、耳から取ってきて鼻先に植えることが多いのですが、上の図の右側のように、軟骨を何枚か重ねて鼻先が下を向くようにしてあげると、鼻先が上向きのままになることを回避できます。

 

もちろん、鼻先への軟骨移植術は単独でも行うことが出来ますので少しでも鼻先を下に向けつつ尖り感を出したい場合にも使えます。

 

お鼻全体を高くする場合に使用するシリコン樹脂製のプロテーゼを使用しても鼻先を出すのは性質上危険なので、これとの併用なんかも良いかも知れません。

 

以上、3回に渡ってお話してきました「だんご鼻縮小術」でしたが、いかがでしたでしょうか?

スマートな鼻にしたいから、と言って全部しないといけないワケではありませんが、手術にはそれぞれの役割があります。

一つ一つをよく理解しておかれると、自分にとって何が必要で何が必要でないかが分かり、手術を受ける際の不安もいくらか軽減できるというものです。

 

もちろん、お分かりにならない部分もあろうかと思います。

 

その際は遠慮なさらず私共ドクター陣にご相談くださいね「(^_-)-☆

 

 奈良以外でも、大阪・京都・三重・和歌山からも便利に来院いただけます。