☆部分痩せと体重が減る、ということPart3☆(by ピュアクリニックDr木幡 /奈良・東大阪・京都・三重・和歌山)
2016年3月14日 17:43みなさんこんにちは、ピュアクリニックDr木幡です♪
3回目の今回は、クリニックでやっている痩身に対する取り組みの一つであるダイエット薬の内服と代謝を上げる脂肪燃焼点滴についてお話したいと思います。
当クリニックホームページにも記載されておりますので、参考になさってください→コチラ
※ちなみに手術である脂肪吸引は顔くらいなら可能です。裏メニューとなりますので要相談を(笑)
まず内服していただくダイエット薬は3種類あり、以下の通りとなります。
①サノレックス・・・食欲中枢に作用し、食欲を減退させる薬です。原則一日1錠、昼食前に飲みます。
副作用として喉の渇き、睡眠障害(不眠や眠くなるなど)、便秘、動悸など。
3か月より長く内服していると徐々に効き目が落ちてくるのでその時は要休薬です(1か月ほど)。
肝障害を起こすことがあり、定期的な採血での肝機能チェックが必要となります。
代謝を上げる作用もあります。
よく効く場合とそうでない場合とがあるので、まずは10日ほどお試しで飲んでいただいてから継続して内服するか決めていきます。
②ゼニカル・・・リパーゼと言う脂肪分解酵素の働きを抑えることで小腸での脂肪の吸収を抑えます(ちなみに食事中の脂肪は小腸で100%吸収されます)。
副作用として下痢・脂肪便があります。要するにお通じに脂が混じるということ
長期にわたっては内臓脂肪の減少、HbA1c・総コレステロールを低下させたという報告もあります。
③防風通聖散・・・身体の無駄な水分を取り去ったり、便通を改善したり、血流を良くする作用があります。
どちらかというと体力が充実している方向けで、逆に虚弱・胃腸が弱い・多汗の人には向きません。
腹部に皮下脂肪が多く、むくみ(おしっこにあまり行かない)・便秘がちの人に向く、肥満症に効くとされる漢方薬です。
こうしたお薬をその方に合わせてどれを主に内服していただくか、調整していきます。
もうひとつやっているのが脂肪燃焼点滴です。これは強力な抗酸化剤であるαリポ酸や、脂肪酸をミトコンドリアという細胞内にある脂肪代謝器官に運ぶ作用のあるL-カルニチンを含んだオリジナルカクテルで、一時的に身体の代謝を上げる作用があります。
年齢を重ねるとどうしても基礎代謝は落ちて行くのに、食欲はそのままだったりするのでなかなか体重が落ちなくなります。この点滴をしていただいて脂肪が燃焼されやすい身体の環境を作った上で普段よりもペットボトル1本分多めの水分摂取を心がけていただき、ウォーキング等の運動をしていただくことによって体重減を目指していただこうという発想です。是非内服と共にダイエットに役立てていただければと思います。
次回のパート4は脂肪溶解注射についてお話したいと思います☆
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