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☆鼻尖縮小(だんご鼻縮小)手術って何やってるの?Part1 ☆by ピュアクリニックDr木幡 /奈良・東大阪・京都・三重・和歌山

2016年3月 7日 11:03

みなさんこんにちは、ピュアクリニックDr木幡ですCool

 

近々、鼻尖縮小手術、もっと簡単に言えばだんご鼻を治す手術をする予定でおりますので、この機会にどういったことをやっているのか解説していきたいと思います。

 

鼻先の形状を決めているものは3つあります。それは

①皮膚の厚み

②脂肪の量

③軟骨(鼻翼軟骨)の形

です。①「皮膚の厚み」だけは手術であっても変えられないので、いじるのは②と③になるのですが、手術で最も変化を加えることが出来るのは③「軟骨の形」となるのでこれに的を絞っていきます。

 

で、その軟骨は「鼻翼(びよく)軟骨」というのですが、下の図の矢印部分に相当します↓

鼻翼軟骨解剖.jpg

これを下から見上げると次のようになっています。

鼻尖画像1.jpg

ちょうどMの字みたいになっているのですが、これが開いていたり、形状的に丸くなっていると鼻先が丸く見える、ということなのです。西洋人は皮膚が薄いというのも手伝っていますが、この軟骨が大きく発達している上に尖っているのであのように細く尖っているんです。

 

さて、では手術でどうするのか。この軟骨が尖るように作り直していきます。そしてそれにはいくつもの方法があってどれがベスト、というのはありません。実際に中を覗いてみると、鼻翼軟骨の形・大きさは人それぞれ、硬さ・柔らかさも人それぞれで、それに応じてやり方を変える必要があるからです。

 

最も簡単な方法は下の図の方法です。鼻先近くの軟骨の開いている部分を縫い寄せるわけです。

鼻尖縮小シンプル版.jpg

この方法は簡単である一方で、すべての人に良い結果が出るとは限りません。何故か?それは鼻翼軟骨のM字が上の図のように間が開いている人にしか効果が無いからです。要するに、だんご鼻であっても必ずしも上の図の左側のようになっているとは限らないのです。ですから医療サイドでどういう軟骨の形状になっているのか、診察の段階で見抜く力が必要となります。

 

では上の図のような形になっていなかったら、どうでしょう?例えばもともと下の図のような鼻先だったとしたら、上の手術方法で上手くいくでしょうか?

軟骨閉じててだんご鼻.jpg

元々鼻先部分の軟骨は閉じているわけですからここを今更縫い縮めても効果がないのは一目瞭然ですね?こういう方の場合に別の方法が必要となってくるのです。

 

次回のPart2ではそこを中心に掘り下げていきたいと思います♪

 

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