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クリニックブログ

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☆今更ながらレーザー脱毛の仕組み☆byピュアクリニックDr木幡 /奈良・東大阪・京都・三重・和歌山

2016年3月 2日 13:50

みなさんこんにちは、ピュアクリニックDr木幡ですCool

 

今日は脱毛についてです。20年弱前にレーザー脱毛治療が導入されてからというもの、色んなメーカーの機械が国内市場に登場し、もうすでに珍しい治療ではなくなってきています。

理屈は超簡単なので今日はこれについてご説明していきたいと思います。

 

機械の種類としては、ダイオードレーザー、アレキサンドライトレーザーなどがありますが、毛の黒色の素である「メラニン」に光のエネルギーを吸収させて脱毛していくという点ではすべて同じです。

 

下の写真は橿原院に設置してあるルミナス社のライトシア「デザイア」です。

中森明菜の歌みたいですね(って年代が古い?!(笑)) 

こちらの機械はダイオードレーザーになります。

画面がiPadみたい♪

 

lightsheer.JPG

で、脱毛の理屈です。

実際レーザー脱毛する際には、毛は剃った上でレーザーをお肌に照射するのですが、特に太い毛の部分に照射をしていると脱毛中に毛が燃えたニオイがします。

毛は剃っているのに何故そんなニオイがするのかというと、皮膚の中に埋もれている部分の毛がレーザーの光を吸収して焼けているからです。

 

 

脱毛理屈.jpg

毛の周りにには毛を作る工場が鞘状に取り巻いています(で印を付けたところ)。

その工場が毛が焼けた際の熱(オレンジ色)でダメージを受け、その分工場の生産能力が落ちます。

このときの熱があまりにも大きいと皮膚は焼けどを起こしてしまうので、熱は鞘にダメージを与える程度にとどめておく必要があります。

するとこれ1回だけでは毛が作れなくなるところまではいかないのでそのために回数をかけてダメージを徐々に蓄積させていき、少しずつ毛の生産能力を奪っていくのです。

脱毛治療でやっているのはたったこれだけのことなんです。

 

ところで、みなさん「永久脱毛」という言葉を取り違えていると思うので一言付け加えておきます。

 

「永久脱毛」=「無毛」ではありません。

 

脱毛を治療をされておられれば、その過程で無毛になることもありますが、産毛どまりになることもしばしばです。

毛が細くなればなるほどレーザーと言えども毛に十分なエネルギーを取り込ませるのが難しくなるからです。

 

では永久脱毛の本当の定義は何なのかというと、

 

最終治療を終えてから1か月後の毛の再生率が20%以下

 

になっている状態です。

確かアメリカの脱毛学会のどこかが提唱していた思います(アバウトですみません(笑))。

これは毛抜きをした場合で考えるとわかりやすいです。

ある場所の毛抜きをして1か月も経つとどうなるか?

ほぼ100%また生えてきますよね?

当然毛抜きは永久脱毛ではありません。

それがレーザーで治療すると20%以下でとどまるのですから脱毛治療が効いており、なおかつその効果が持続しているということです。

これが真の意味での「永久脱毛」なんです。

 

ですからやっきになって

「無毛にならないと!」

と思ってやりだすと延々と回数・時間がかかることになりますから注意してください。

私も8年ほどまえに口周囲のヒゲをレーザー脱毛器で治療しましたが、産毛は生えるもののこの8年間で髭剃りをしたことはありません。

 

ちゃんと当時やった治療効果が今でも持続しているのです。

このことからも、

 

「永久脱毛」=「無毛」でなく、「減毛効果が持続するもの」

 

 であることが分かりますよね♪

 

以上、脱毛治療について、でした(^_-)-☆


 

 奈良以外でも、大阪・京都・三重・和歌山からも便利に来院いただけます。