☆単発でのシミ治療の経過の仕方☆by ピュアクリニックDr木幡 /奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2016年2月27日 11:08みなさんこんにちは、ピュアクリニックドクター木幡です☆
今日はタイトルの通り、単発で行ったシミ治療の経過の仕方についてお話します。
単発で行うシミ治療とは当クリニックでは
「Qスイッチルビーレーザー・Qスイッチヤグレーザー・アキュチップ」
の各治療器で治療した場合のことを指すと思ってください。
これと区別すべき治療としてライムライトをはじめとしたフォトフェイシャル治療があります。
これらは、広い範囲のシミ・くすみを短いダウンタイムで治療するものなので、これと対局にあるものとお考えください。
以前にもこれら治療器の説明をしていますのでよかったらご参照ください→コチラ
照射をした後の状態を図にしてみましたのでまずはそちらから。
照射直後、シミは少し灰色がかったような色になります。
これはシミの色素を含んだ皮膚が焼けた状態です。
焼けた皮膚は1週間ほどかけてカサブタになっていきます。施術をしてから2週間までは患部にテープを貼っておいていただきますが、2週間後にテープを剥がすとカサブタも一緒に剥がれ、ピンク色の皮膚が見えるハズです。
アキュチップで治療された場合は元のシミの濃さや照射のショット数によってテープを貼らなくても良いケースもありますが、基本は同じでカサブタが自然に剥がれてくるとピンク色をした皮膚が覗いてきます。
テープはホクロ取りをした場合と同じで、ハイドロコロイドシールとなります↓
施術1か月後を迎えるころには照射をした周囲に色素沈着の輪が出来てくることが多いです(人によって程度の大小はあります)。
これは炎症後色素沈着といって、照射の刺激に反応してできるシミの一種ですが、治療前のシミとは種類が違います。
これは1か月をピークに少しずつ薄くなっていくのですが、早く薄くするためにハイドロキノン軟膏という美白軟膏を3か月間毎晩塗っていいただきます。
そうして3~6か月経過していく内に炎症後色素沈着は抜けてきます。
この時点でまだ元のシミが残っている場合は、2回目の照射をしていく、という流れになります。
このように単発で行うシミ治療は1回でかなり薄く出来る性質がある反面、2週間のテープ貼付が必要なのと、それに引き続く炎症後色素沈着で後の方で時間がかかる傾向があります。
従ってソバカスのように広い範囲にあるシミや、くすみを改善したいという場合には正直不向きです。
そのような場合はお顔全体のトーンを明るくしていく治療である「ライムライト」がお勧めになります。
これは治療後に大したカサブタを作らせずに少しずつシミを薄くしていくという治療です。
メイクも直後から可能ですので上で述べた単発治療と良いとこ取りをする形で役割分担をさせていくと良いでしょう♪
お分かりにならない場合は是非私共にご相談ください。シミの診断も含めて最適な治療のご提案をさせていただきますvv
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