☆上まぶたのタルミ改善手術について☆(by ピュアクリニックDr木幡)/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2016年2月10日 17:45
今回は上まぶたのタルミ改善の手術編です♪
非手術である高周波治療の「サーマアイ」についてはまた別の記事でご紹介する予定ですのでそちらをご参照ください(*^^)v
方法としては大きく二つに分けられます。
①一重の人は二重にする、二重の人は更に広い二重にする
②タルミを切り取ってしまう
それぞれを見ていきましょう。
まず①ですが、これはタルミを取り去るのではなく、二重にすることである意味誤魔化して見せているということです。
限度はあって、二重を広げていってもなおタルミの方が勝ってしまう場合はこの方法では通用しなくなります。
従って二重を作ったり、二重を広く取ったりすることでカバー出来る範囲のタルミ具合であることがうまく行く条件となります。
二重を作ったり広げてつける具体的な方法としては
(A)埋没法(糸でとめる二重手術)
(B) 切開法(まぶたを切開して作る取れない二重手術)
のどちらかとなります。
(A) の埋没法は腫れが引くのにかかる時間も短いので便利は良いのですが、二重が取れてしまったら完全に元の状態に戻ってしまうのが難点です。
そういう意味では(B)切開法の方が腫れが引くのに時間はかかりますが、二重は自分のものになるので必ず残るものがあるというのが利点です。
次に②のタルミを切り取る方法ですが、これにはさらにふたつの方法があります。
一つ目はまぶたの皮膚をまつ毛に近い側で取り去ってしまうという方法です。
当院のメニューでは上まぶたの「たるみ取り」というものがこれに該当します。
図にすると下のような感じになります。
二重の方であれば、ちょうど二重の線から眉毛側の皮膚をいくらか取ってしまいます。
一重の方や、奥二重の方はそれなりの幅の二重を作りながらたるみも取り去るということも同時に出来てしまいます。
まぶたは傷の治りが良い場所でもあるので、傷跡としても目立ちにくいというのもメリットです。
ただし、この方法の方が後述する「眉毛下リフト」に比べると腫れが引くのに少々時間がかかります。
では二つ目の眉毛下リフトとはどういう手術なのでしょうか?
これは同じくまぶたのタルミを取り去るのですが、今度は眉毛に近い側で取ってしまうという方法です。図にすると下のような感じとなります。
どういう方に向くかと言えば、一つめは目の印象を大きく変えたくない方です。
眉毛付近で裾上げするようなものなので、一重の方・奥二重の方が二重にせずにタルミだけ改善させたい場合に重宝しますし、二重の方であっても印象を変えずに若い頃の二重の感じに戻ればそれでよいという方にも最適です。
二つ目はタルミの量が多い場合です。
先ほどの上まぶたの「タルミ取り」の場合では二重の出来上がりも気にしながら取り去る皮膚の量を調節する必要があるため、あまりたくさんの量の皮膚を取ることが出来ないのです。
そうしてしまうと変な出来上がりになるからです。
従ってまぶたの垂れ下がりが強い方ほど、こちらの眉下で処理する方法の方が向くといえます。
三つ目はまぶたが腫れぼったい方です。
以前にも触れたかと思いますが、まぶたはまつ毛側が薄く、眉毛側は厚く出来ています。
元々まぶたが腫れぼったい方はそれ以上まぶたが厚くなるのは避けたいので、薄い側の皮膚はそのままで、厚い側の皮膚を取る方が出来上がりは綺麗です。
このように見ていくと眉毛下リフトの方が欠点は少ないといえますが、唯一あるのが眉毛の下の縁に沿って出来る傷です。
はじめのうちは赤味が出るのでメイクで誤魔化していただく等の対処が必要になるかと思います。もちろん時間の経過と共に色は抜けてきますから目立ちにくくはなります
以上、上まぶたのタルミ取りでしたが、いかがでしたか?
文章と図だけでは分かりきらない部分も多いと思います。
自分にはどちらが合うのか分からない場合は是非私共ドクター陣にご遠慮なくお尋ねくださいね(*^^)v
今回はこの辺で~(^_-)-☆
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