☆シミ治療:治療器の使い分けその1☆(by ピュアクリニックDr)/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2016年1月27日 11:42いつも読んでいただいてありがとうございます♪
今回はピュアメディカル3院で行っているシミ治療について、わたくしがわかりやすく解説したいと思います
まず、シミにはいろんな種類があります。
しかしこれを原因別に分けると2種類しかありません。
その前に、シミのできる仕組みについて知っておく必要がありますので少々お付き合いを。。。
メラニン、つまり人の肌色というのは皮膚の中の表層の部分「表皮(ひょうひ)」というところでできます。
メラニンを作る細胞「メラニン細胞」というところで作られたメラニンは「表皮の細胞」に受け渡されます。
たとえば日焼けをしたときはメラニン細胞がたくさんメラニンを作って表皮の細胞に送り届けるので肌色は濃くなりますが、日焼けをしなくなると表皮の細胞は少しずつ垢になって落ちていくので肌色は元に戻っていきます。
これが正常な状態です。
さて、シミの出来る一つ目のパターンは「メラニン細胞」がおかしくなってしまってメラニンをじゃんじゃん作ってしまう状態です。
図に表すと下のようになります。
部分的に肌色が濃くなっているところがシミに見える、というわけです。
このパターンにあてはまるシミは肝斑・ソバカス・炎症後色素沈着症の3つです。
シミの出来る二つ目のパターンは・・・もうわかりますね?
今度は「表皮の細胞」がおかしくなってしまってメラニンを蓄えこんだまま、垢になって落ちなくなってしまった状態です。
図に表すと下のようになります。
このパターンにあてはまるシミは老人性色素斑・脂漏性角化症の2つです(本質的に両者は同じものだと思っていますが)。
一般的に、シミ治療には
(1)光治療
(2)レーザー治療
(3)内服治療
(4)ピーリング治療
の4種類がありますが、「どちらのシミに分類されるか」「そのうちの何なのか」によって使い分けていくわけです。
奈良以外でも、大阪・京都・三重・和歌山からも便利に来院いただけます。