☆ヒアルロン酸注射あれこれ☆(by ピュアクリニックDr)/奈良・東大阪・京都・三重・和歌山
2016年2月 1日 14:36皆さんこんにちは、ピュアクリニックDrです♪
今日は当院でも需要の高い、ヒアルロン酸注射についてです。
これは端的に言ってしまうと、膨らませ治療なんです。
シワを溝に見立てて膨らませて浅くみせる、やせてくぼんでいるところを膨らませてくぼみを改善する、そんな感じです。
あとは用途に応じてヒアルロン酸の種類を選びます。
ヒアルロン酸の種類は何で決まるのか?それは架橋度と切り出し方の二つなんですね。
架橋度というのは、ヒアルロン酸の分子同士をどれだけの度合いで結合させているか、を表す言葉です。架橋度が高いとヒアルロン酸の分子同士はお互いにたくさん結び付けられている状態です。
逆に架橋度が低いとヒアルロン酸の分子同士の結びつきは少ない、という状態です。
架橋度を高くすると、ヒアルロン酸の分解・吸収の進み方が遅くなるので持続がよくなります。
ただし、これには架橋剤というヒアルロン酸とはまた別のものを添加するので、ヒアルロン酸注射の中身に余計なものが混じる割合が増えるという事態も起こります。
したがってヒアルロン酸のメーカーさんは架橋剤をあまり使わずにいかにヒアルロン酸の持ちをよくするか、苦心するわけです(笑)
切り出し方というのは、一丁のお豆腐みたいなヒアルロン酸を作ったとすると、それをどれだけ細かく切って注射器に詰めるかということを指すのだと思ってください。
これによって一粒のヒアルロン酸の大きさが変わるので、大きいほうがもちろん持ちがよくなることは当然なのですが、むしろヒアルロン酸の柔らかさ・滑らかさに関わると思ってください。
細かいシワには柔らかいヒアルロン酸が、皮膚の硬そうな方のホウレイ線なんかには持ち上げる力が大きくないといけないので粒子の大き目な硬めのヒアルロン酸が向く、みたいな感じで使い分けをするわけです。
上の写真は当クリニックで使用しているヒアルロン酸の一例です。
TEOSYAL(「テオシアル」と読みます)という製品で上はGlobal Actionという中くらいの硬さのヒアルロン酸、下がDeep Linesという硬めのヒアルロン酸になります。
その方の皮膚の厚い薄い・硬い柔らかい・打つ場所によってチョイスしてきます。
このあたりはある程度私どもでチョイスして差し上げるのですが、こだわりのある方は申告いただけましたらそれに合わせることも可能ですよ♪
奈良以外でも、大阪・京都・三重・和歌山からも便利に来院いただけます。